園主紹介
はじめまして、よしむら苺ファーム園主の吉村学と申します。
よしむら苺ファームは和歌山県の北部にある岩出市にてイチゴ(まりひめ)を栽培しております。岩出市は比較的温暖で、紀の川という県内随一の大きな川に沿った地域のため、夜間はしっかり冷え込む環境です。その寒暖差などにより、岩出市はイチゴ栽培に大変適した場所と言われています。よしむら苺ファームでは和歌山県オリジナル品種(まりひめ)という苺をこだわりをもって栽培しております。栽培方法は和歌山県方式のハンモック型高設栽培を基に、培土の量を多くなるように工夫しております。
< よしむら苺ファームの年表 >
- 2006年 実家の農業を継ぎ、親と共に米、レタス、水ナスの栽培をはじめる。
- 2010年 結婚を機に親から独立し妻とイチゴ(まりひめ)の栽培の準備を開始。
- 2011年 9月に初定植しその年の12月より出荷を開始。
- 2016年 まりひめプレミアム(愛称:毬姫様)の生産者に認定を受け出荷開始。
いちご作りのこだわり
1、土へのこだわり(健全な生育の為の準備)
高設栽培とは大地から隔離された場所での栽培なので、いかに本来の土壌に近い状態にしてあげるかが重要だと考えております。そこで毎年作付けが終わった後は、菌体資材を用いて残根などを分解させ培土を健全な状態にしております。また、元肥には針葉樹の完熟たい肥、ケイ酸白土、キトサン、もみがら燻炭、有機配合肥料など自然由来のものを厳選し使用しております。そのため、定植されたイチゴ苗は根やけを起こさず、細根を増やし健全に育ちます。健全な根が張る事で、しっかり養分や水分を吸い病気や虫に強くなり、味もよくなります。
2、農薬を減らす為のこだわり
安心・安全なイチゴを食して頂くためにも、できる限り農薬の使用量を減らすよう努力しています。和歌山県では初となるUV-B(紫外線)の照射装置によりうどんこ病の抑制、これを、育苗時より照射しております。また天敵によるダニやアブラムシの防除もおこなっています。
3、環境へのこだわり(二酸化炭素の排出の削減)
本来、露地のイチゴ栽培の旬は春から初夏頃。現在一般的となっているハウス栽培には、ハウス内の加温(暖房)が必要になるため、どうしても環境への負担が大きくなってしまいます。よしむら苺ファームでは、できる限り環境への負担を減らす為の努力をしております。石油暖房器具に頼らず、井戸の水(約20度)を株元に通す事により草勢を維持し、夜間のハウス内の温度を5度以上に保ちます。
4、品質へのこだわり
イチゴの栽培は、8月の定植~翌年の5月までの長期に渡る栽培なので栽培ステージや、栽培環境に応じたきめ細かな肥培管理(液肥の濃度や種類)、温度(ハウス内の温度を上げ過ぎない)をしっかり管理し、じっくり色を来させて完熟まで待って収穫します。また、いちご一粒一粒に養分が行き渡るように、しっかりと摘果をし一つの果柄に5~10粒まで間引き果実を充実させています。
農園へのアクセス
販売時期の目安は12~5月頃となっております。ただし、収穫期間中でも毎日収穫をおこなっているわけではありません。イチゴのご購入につきましては、予めお問い合わせフォーム、またはお電話にてお問い合わせをお願いいたします。
販売期間 | 12~5月頃(目安) |
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所在地 | 和歌山県岩出市中島878 |
電話番号 |